2016.08.28 Sunday

あさになったので まどをあけますよ

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    あさになったのでまどを あけますよ

     やまは やっぱり そこにいて
     きは やっぱり ここにいる 
     だから ぼくは ここがすき

     きみのまちは はれてるかな?

     

    大好きな荒井良二さんの絵本の一節です。

     





     20代まだ就職したての頃、当時一緒に住んでいた妹と北海道を巡る旅をしました。

     東の釧路市場でイクラをたっぷり、
     北の網走刑務所で蝋人形に震え、
     西の海岸線から見えた光る海に電車を飛び降りる。

     さっき車内で喧嘩したばかりの私と妹は数十メートル離れて歩いていたのだけれど
     「ウニ食べない?」っていう密漁のおじさん達の一声で仲直りをしました。

     青春18切符での気ままな旅、
     それから自転車で美瑛の町をひたすら漕ぎました。

     どこまでも広がる丘にのびのびと枝を揺らす木々。
     赤や黄の入りはじめた木の葉と大地が青い空に映えて、
     ただ息を吸い込むだけで言葉に出来ない幸福感。
     アップダウンがあっても全く苦にならない。

     そしてそこにある家と人の佇まい。

     「なんで私東京に暮らしているんだろう?」

     ふと思いました。

     地球上にはまだ見ぬ景色が無数にあって、
     何処に住むかは自分で決められる。
     そんな当たり前のこと、
     それまで気づきもしなかった。

     「いつか自分の大好きな場所見つけて、そこに暮らそう。」

     そう心に決めた瞬間でした。


     それからずいぶんと時がながれ、いろんな事がありました。

     家族も出来たし、震災もあった。

     暮らしを見直す人はどんどん増えて、
     身近な友人が故郷や新しい土地に根ざし生きる姿を見るにつれ、
     居ても立ってもいられないような気持ちになる。
     会いに行けばその想いはますます膨らみます。

     仕事はもちろんつくりつづけて生きたいのだけど、
     それと同じくらい大切なこと、人間として、おそらくそれ以上に動物として、
     身に合う暮らしを求めたい。

     こども達の生きる力も、どれだけ変わってくることだろう?


     移動や通信手段も手軽さを増して、
     仕事の仕方は以前では考えられないくらい選べるようになっている。

     もしわたしが独り身ならば、すぐにでも何処かへ飛んで行く。

     だけど今の自分の幸せがあるのは家族や友達のおかげだとよく分かっている。

     でも何か方法があるはず、そんなことばかり考えていました。

     日々の細かなことはインスタやフェイスブックに任せて、
     ブログでは考え方の芯となる様なことを書き留めておきたいと思っているのだけど、
     あまりにもプライベートすぎて不確実すぎて、一年半もの間更新することが出来ませんでした。


     でも、、、

     

    家族には今、それぞれやりたいことや、やるべきことがある。

     友達がまわりにいて、良い学校がある。

     それなら今あるご縁を大切にするべきじゃないのか。



     そう思って覚悟を決めた途端、出てきたんです。

     住みたい、と家族皆が喜ぶ家が。

     すぐ側に。


     古いけれど、しっかりした造り。

     風が抜けて光が差し込む。

     お庭には果樹が植えられ植物に囲まれて、
     大家さんが愛情込めて住まわれたことが伝わって来る素敵なお家。


     どこかもっと遠くへ、と願いながら、
     私は今まで住んでいた家も好きでした。
     越してきたばかりの時はまだ隣が竹薮で、
     鶯の鳴く声で目覚める朝も。
     窓からは一本の木が見えて、いつも元気をくれた。
     ベランダから見下ろせば紫陽花が咲いて
     梅雨の晴れ間には陽に温められたお布団にもたれしばし眺める。

     こども達はまだずいぶん小さかったから大変だったけど、
     日に日にコミュニケーションがとれて個性が際立っていく様を一緒に過ごすのは
     忙しくも楽しい幸せな毎日でした。

     だけどその六年の間に竹薮は立派なマンションになり、
     向こうの生垣の木は三本のうち二本が間引かれすかすかに。
     出る直前には紫陽花もツツジもハナミズキの木も伐られて土は防草シートで覆われました。
     雨の音はしとしとではなく、大きな傘に落ちるみたいにバラバラに。
     虫は減るだろうけど、太陽に熱せられた空気は部屋を暑く不快にすると思う。

    願わくばあの木が伐られんことを。

     小さかった子供たちはいつの間にか特に上の子がのびのびと伸び、
     下の子はまだちんちくりんだけど気持ちは立派、
     頭を蹴られながら家族皆で寝るのも限界が来ていました。

     歩けば足をぶつけて小指の爪はもうなくなりそうだし、
     写真を撮ればドアの取っ手やコンセントが写ります。

     作品も知らず知らずのうちにせせこましいものにならないか。



     もっと自然のある場所に、と願いながら
     蝉が飛び立てばビクッと縮こまり(ほんとは蝉こそ私のことが怖いのだろうけど)、
     玄関わきの枯れていく球根植物に群がる芋虫をよけながら見てみぬふり、
     雨戸の戸袋に出入りする蜂に何も出来ない、、

     本当に思い描く生活が出来るのか、この家で家族皆で実験です。


     そして私はこれからは少しづつ、家や子供最優先から、
     仕事にかける時間を増やして行きたいと思っています。

     やはり私が何か人のお役に立てるとしたら、
     つくることやデザインすること、アイデアを出すことだけだと思うから、
     そこを磨いて行きたい。

     目の前にあることに全力をそそいで、
     人と繋がって行きたい。

     今はこの場所を大切に、

    夢は少し先の未来に、
     そしていつでも動けるように、
     健やかでありたい。

     

     

    新しい家は開ける窓がたくさんあって嬉しい。

     

    思いがけず念願だった朝陽が、電線越しにだけど見える。

     秋にはお楽しみのピアノもやってきます。

    2015.03.01 Sunday

    心のコップ

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      昨年末のこと。
      娘の通う小学校で、とても楽しいお話を聞いて来ました。
      お手伝いさせて頂いているPTA主催の講座です。

      心理学の先生がいらして、いかにして子育てや対人関係を実りあるものにしていくか、
      且つどのようにしてそれを楽にしていくか、そのコツを教えてくださるというものです。

      専門用語では、「交流分析」、「ストローク理論」。
      ご存知の方いらっしゃいますか?
      私ははじめて耳にする言葉でしたが、調べてみるとネットにもたくさんの記述があります。

      ここで私がそれを説明するには奥が深すぎますが、
      どのような働きかけ、言葉がけをしていくかでその子は変わっていく、
      そこに生まれる人間関係も変わっていくというお話です。

      これは別に親と子の関係に限ったことではなく、大人と大人の間でも同じです。

      「ストローク」とは、その働きかけ、言葉がけのことです。
      そこには、「プラスのストローク」と、「マイナスのストローク」があり、
      それぞれに、「条件付」と「無条件」のものがあります。

      「条件付プラスのストローク」とは、がんばった時にあげるもの。
      例えば何かをがんばったから、褒める。ご褒美をあげる。
      勉強でもスポーツでも、お手伝いでも。

      それに対して「無条件のプラスのストローク」とは、がんばらなくてももらえるもの。
      優しく名前を呼ぶ、あたまを撫でる、抱きしめる、そっとお布団をかけてあげる。
      生まれてきてくれてありがとう、と言う。

      一方「条件付マイナスのストローク」は、ダメなものはダメと言う、うちはうち、と言う。
      そう、躾です。
      子どもはプラスのストロークで満たされていれば、これを受け入れることができるもの。

      残念ながら「無条件のマイナスのストローク」とは、、。
      暴力などの虐待です。身体的なものも、言葉も。


      人はそれぞれ心の中に「コップ」を持っている。
      それを満たしたいと願っている。
      そのコップに何が入っているか。
      プラスのストローク、しかも「無条件」のものがどれだけ入っているかが
      生きていく力になるということ。



      面白いなー、と思ったのはここからです。

      そのコップの大きさは、その子によって違う。
      同じ数の「プラスのストローク」が入っていても、
      ある子にとっては満足で、ある子にとっては満たされない。
      そういう状態があるということ。

      しかもそのコップは思春期には皆、バケツの様になってしまうのだとか。
      確かに思い当たる節がありますね。

      怖いのは、満たされないコップはマイナスのものを引き寄せてしまう力を持ってしまうということ。



      講座はまず自分が普段どんな風にこどもと接しているのか、
      「自己成長エゴグラム」で診断することからはじまりました。

      いただいた資料の項目を少しピックアップすると。。。

      CP
      時間を守らない事は、きらいです。
      無責任な人を見ると許せません。

      NP
      人をほめるのが上手です。
      人の気持ちをよく考えます。

      A
      「なぜ」そうなのか理由を検討します。
      分からないときは、分かるまで追求します。

      FC
      将来の夢や楽しい事を空想するのが好きです。
      すごい!わぁー!へぇー!、等の感嘆詞を使います。

      AC
      人によく思われようと振舞います。
      自分が悪くもないのに、すぐあやまります。


      CP 「厳格な親の心」、
      NP 「やさしい親の心」
      A 「理想的な大人の心」
      FC 「自由な子供の心」
      AC 「自分を抑える子供の心」


      先生はそれぞれの特徴をドラえもんの登場人物になぞらえて、楽しくお話してくださいました。

      そう、CPジャイアン、NPしずかちゃん、Aドラえもん、FCのび太、ACスネ夫です。
      ここでいうFC、ACの「子供の心」とは、大人の持つ「子供心」のことですね。


      人は自分の中にいろんなキャラクターを持っていて、
      その時々そのどれが強いかで、人への接し方が変わってきます。


      グラフにしたときに、真ん中のNP(しずか)、A(ドラ)、FC(のび)あたりが強ければ子供との関係もスムーズですが、
      CP(ジャイ)が強すぎると子供はつらい、そしてAC(スネ)が強い人は、もしかしたら少しカウンセリングが必要かも。。


      決してどれが強いから良い、悪い、の話ではなくて、
      自分の特性、状態を知ることで、人との関わり方を見直せる。
      様々な場面に合わせて適切なキャラクターで対応すれば、上手くいくし、楽になりますよ、と。

      意外にも私はドラえもんキャラが強かったです。

      のび太が強いと、本人はとっても幸せだけど、家族はとっても苦労するとか。笑
      でももしかしたら私は、もっと「のび太キャラ」を伸ばしたほうがいいのかも。

      いずれにせよ自己診断だし、その時によっても変わっていくものみたいです。



      参加されたお母さん方皆、真剣な眼差しの中、どっと笑いあり、時に涙あり、、。

      それぞれに考え方は違うけれど、日々葛藤しながら子供たちと接していることに変わりはない。
      そう思うだけで、心強くなります。

      あの時、あんなことがあったけど、あれでよかったのかな、
      自分の子育ては、これでいいのかな、
      こども達のコップは今、どんな様子かな。

      今日家に帰ったら、もっとこんな風に子供に接してみよう、って、
      それぞれに希望を持ちながら、家への帰り道を歩いたはず。


      でも実はいちばん励まされたのは、皆ここだったんじゃないかな。

      「こどもの心のコップを満たしてあげるためにまず必要なこと。
      それはお母さん自身の心のコップを満たしてあげることです。」




      「今日は学校でどんなお話をきいてきたの?」ときくハナに、「心のコップ」のお話をしたら、

      「もう、ハナのコップはあふれそうだよ〜。」

      って満面のふにゃふにゃ笑顔。
      ちょうどラトビアに行く直前だったからかな。

      ハナにはもっと甘えさせてあげればよかった、っていつも思ってきたから、
      こんな風に言ってくれてじーん、と来た。

      「コップが一杯になるとそれが溢れて、今度はまわりにあげられるようになります。」

      先生が話してくださったこと、そこまで伝えていないのに、
      ハナが「あふれる」って表現してくれたことが、とても嬉しかった。
      ああ、間違ってなかったんだなあ。。


      一方、ウタはと言うと。。
      今彼女のコップがどんな状態であるのか、想像もつかない。

      ウタにきいても、
      「うーん、わからない!!」って。

      実は「心のコップ」って、大きさだけじゃなくて、かたちもいろいろなんじゃないかと私は思ったのです。
      ハナと違って、「喜ぶぞー」って思ってかけた言葉が、空振りに終わること多々。
      コップのふちに当たって跳ね返って来る感じ。

      「ほんとだねー、よくわからないねー、どうしようねー。」
      ってウタと話しました。

      「ウタのコップはきっととっても大きいと思うけど、その口がすごく小さいか、かたちがデコボコなのかもね。」
      ってちょっとむずかしい話になりました。

      首をかしげながらきいていたウタですが、数日後、
      何かいい言葉をかけた時にものすごく素直な反応をしたので、私が嬉しそうにしたら、
      「ねえ、ウタのコップ、広がってきたかなあ?」って尋ねられた。
      気にして、覚えていたんだね。

      なかなか深い子です。
      どうしたら、心のコップを満たしてあげることが出来るかな?


      正直、時間をつくるのが大変だなあ、と思っていたPTAの仕事。
      でもどんな時でも、必要な出会い、大切な気づきがあるものですね。

      次の講座もとても面白かった。
      プロアスリートの夫と子(五人!)を食事とメンタルで支え続ける女性のお話。
      「プラスマイナスをする。」
      こだわるポイント、手の抜き方までお話してくださったのが、現実的でとても良かった。
      私なかなかいい線行ってるかも。

      こども達には、「40過ぎても踊れる軽やかな身体」をつくってあげたいと、いつも思っています。



      さて私の「心のコップ」ですが、まだまだ空き容量があるみたい。

      家族もいてくれて、友達もいてくれる。
      仕事も少しづつだけど広がってきて、これからの出会いがとても楽しみです。

      ずっと夢だった世界の美しい自然をもっと見てみたいし、世界中の音楽を聴きに行きたい。

      それにやっぱり住みたい場所に住みたい。
      そこにあたたかい家が欲しい。

      それからもうちょっとだけ、美味しいお酒を飲みたいかな。笑



      ところで、ドラえもんがのび太のところにやってきた理由を今回はじめて知りました。

      莫大な借金をしたのび太くんのせいでお年玉が50円しか貰えなかったセワシ君が、
      未来を変えるためにドラえもんをのび太のところに送りこんだそう。

      ジャイ子と結婚するはずだったのび太の未来は、ドラえもんが来てくれたおかげで、
      しずかちゃんと結婚して明るい未来を手に入れたのだと。

      どんな壮大な夢物語も、意外にシビアなところから始まっているものなんですね。

      ジャイ子の扱いがあまりに可愛そうだけど。

      2015.01.09 Friday

      音楽のじかん

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        2015年、はじまりましたね。
        学校やお仕事もスタートして、いつもの生活が戻ってきたところでしょうか。

        今年もどうぞよろしくお願い致します。

        いつも年賀にはたくさんの感謝の気持ちと願いを込めて絵を描きます。
        とても大切な一枚です。
        その想いは届いているでしょうか。


        音楽を聴いていると、とても幸せな気持ちになります。

        でもひとつだけ、いつも物足りなく思うことがあります。

        「ああもっとこの音楽に入りこめたなら」

        こどもの頃は当たり前のように歌い、楽器を演奏して過ごす時間があるのに、
        大人になるとなぜかその時間は限られたもの、人のためのものになってしまいます。

        音楽とは喜びであり、生活の中に溶け込むものであるはずなのに、なんだかさみしい。

        一緒に周りの人と音を楽しむ時間があったら本当に幸せだろうな、っていつも思っていました。


        その想いをかたちに、今月末にある催しをします。

        ただ見てもらうだけ、聴いてもらうだけでない、参加出来て楽しいものをと、
        いつも作品づくりをご一緒させていただいている、せがわあきこさんとともに企画しています。

        あきこさんは、音楽をからだで感じ表現するという「リトミック」の講師もされています。
        その教室、「ハッピーリズム」と私の「solla」を合わせ、「ハピソラ」。
        そう名づけて今年はいくつかの楽しいイベントをしてみたいと思っています。


        今回はその第一弾、大人のための「音楽のじかん」です。

        1月31日(土)

        場所は、「フォーラム世田谷」さん。
        住宅街にひっそりと佇む一軒家、大きな窓からは日本庭園が望めます。
        私はこの空間に一目惚れをしてしまいました。

        菜の花畑に 入日薄れ
        見わたす山の端 霞ふかし
        春風そよ吹く 空を見れば
        夕月かかりて 匂い淡し

        「おぼろ月夜」

        美しい情景目に浮かぶこの曲を、
        小さな分離型の鉄琴、サウンドブロックで皆さんと音を合わせて奏でられたら。

        演奏中は、素晴らしいギタリスト、五十嵐たかしさんもサポートしてくださいます。


        音楽はまず、「楽しむ」ことから。

        歌も踊りも、そして実は絵を描くこともすべて同じ。
        そこからたくさんの可能性が広がっていく。
        そしてそこに丁寧に気持ちを込めることで人に伝わっていく。
        私はそう感じています。

        むずかしいことはまずは置いておいて。


        詳細はこちらよりご覧ください。
        http://solla.jp/?p=446

        皆さまのご参加を、心よりお待ちしています。

        2014.12.20 Saturday

        十年越の夢

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          長らくブログをお休みしてしまいました。

          書きたいことはたくさんあったけど、
          またいつものように書いては消し書いては消し。。

          ブログの下書きフォルダにはいくつもの記事が並んでいます。

          でも言葉ばかり連ねて何ひとつ前にすすんでいない気がして、自分でイヤになってしまいました。

          そんな文章を読んで頂くのも、大切な時間が勿体ないですよね。

          頭の中の整理には役立つけれど。


          ずっとずっと、直感で動きつづける人に憧れています。

          そんな風になりたい、っていつも思っています。

          ふりでもいいから真似してみよう。


          ということで、ホームページを OPEN ! しました。



          ドメインを取ってもうかれこれ10年以上です。

          なんというスローペース!!

          はじめてホームページづくりの為の打ち合わせに伺った時、私はこんなことがしたいあんなことがしたいと話しつづけ、
          写真やらメモやらテーブルに並べて。。
          せっかく美味しいランチデザートバイキングのカフェにしてくださったのに、気づいたらすでに終了時間。
          とっても残念なことになりました。
          ごめんなさい。。

          そんな私のごちゃまぜの願望を、美しくシンプルなページで形にしてくださった
          syngramの伊藤さんに、心から感謝しています。

          ありがとうございます!

          (思いがけない私のpc音痴ぶりに、さぞご苦労されたことと。。)

          font ひとつで画面が全然違って見えること、とても驚きでした。


          そして秋には、あらためて事業登録もしてきました。

          紙一枚のことだけど、やっぱり気が引き締まります。


          娘も自分の道を歩きはじめたようだし、私もがんばりたい。

          もうひとり、ジャジャウマちゃんも後に続きます。


          ひとつずつかたちにしながら、完全じゃないかもしれないけど、歩き続けます。

          どうぞご覧ください!

          www.solla.jp

          (なんでかなリンクを貼りたいのにいくらトライしてもただのアルファベット羅列になってしまいます。
          お手数ですがうちこみをお願い致します。
          あわせてブログの各記事のフォントがバラバラなのも意図しているものではないのです。やっぱり音痴だ。。)

          http://www.solla.jp

          と思ったらお助けあり!
          ありがとう!!
          2014.08.31 Sunday

          ありがとう夏休み

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            夏が終わろうとしています。

            「ひと雨ごとに秋が深まる」なんて言うけど、今年は「ひと雨ですっかり秋」。
            もう少しゆっくり涼しくなってくれてもいいのに、地上に出られず仕舞いの蝉もいただろう。

            「夏休みは大変!」

            っていうお母さんが多いけど、私はそうは思わない。

            イベントイベント、って企画しなくてもこども達は勝手に遊んでてくれるし、自分もこどもの頃それで楽しかったし、

            って思うのはサービス精神が足りないのかな。

            たっぷり時間があるから普段できないことができるし、時間に縛られなくてよいのが幸せ。

            でもこう思うのは私が本格的に仕事をはじめていないからで、
            働きながら夏休みのこども達と一緒の時間を過ごすのは大変だよね。

            学校がはじまるとやっぱりほっとします。


            だけど今年の夏休みは本当にたくさんのことをしました。

            娘のはじめてのバレエコンクールにはじまり(賞をいただきました!)、

            はじめてのスイミング、夏祭り。

            そして北海道!



            一週間で道北から札幌までぐるりと巡る素晴らしい旅。
            いくつもの美しい湖を見て、知床の自然に触れることが出来たのはとても貴重な体験でした。
            自然はやっぱり心を解き放ってくれる。

            その昔、妹とふたり青春18きっぷで旅したことも懐かしく思い出しながら。

            でも実はこの旅には、もっと大切なテーマがありました。

            こどもの頃北海道で暮らしたことのある夫。
            今年喜寿を迎えるその父、そして母と一緒に、慣れ親しんだ土地を旅したい。

            そしてお世話になった方々に会いに行く。

            行く先々で再会が果たされる度、私もとても幸せな気持ちになりました。

            ひとのつながりっていいな。
            遠くに住む友達に会えるって、なんて幸せなことなんだろう。
            人生の喜びだなって。

            私もいつかこんな風に旅がしたい。

            それにしても今回の旅、大人数であんなに長い距離を移動して本当にたくさんの場所を周ったのに、
            行く先々の宿に着いたらお風呂に入ってもまだ七時前、その後ゆっくり夕ご飯をいただけたのです。

            普段は「もっとのんびりしようよ。」って喧嘩にもなってしまう私達ですが、
            あらためて夫の時間に対する感覚とまとめあげる力をすごいなと思いました。

            私にはとうていできない業です。
            ただ車の後部座席に座って、ねむたくなったら居眠りをして、美味しいものをいただいて、こんなに美しい景色を見せてくれて。
            なんて贅沢なのだろう。。
            ありがたいです。

            やっぱり彼は遊びの天才だ。

            夜は海の幸と日本酒で、毎晩ぽ〜っとしてました。
            たまにはお昼にも。

            まだ動くウニをスプーンで。
            天然の鮭はやっぱり美味しい。
            アブラガレイの塩鍋、最高!

            でもでも、なんと言っても私が一番美味しくて、今も恋しく思い出すのは、
            旭川の居酒屋さんでいただいた「インカのめざめ」の素揚げ、じゃがいもです。
            そして北海道野菜のバーニャカウダーに出てきた、紫色の生のオクラとマッシュルーム。

            愛情込めてつくられたお野菜ほど美味しいものはない!
            つくづく自分の味覚やからだは素朴に出来てるんだな、って思いました。


            北海道から帰ったらすぐ、今度は私の実家に帰りました。
            こども達を連れて、久しぶりにのんびり。
            腰の圧迫骨折をしてしまい、三ヶ月寝ていなければいけなかった母と、
            思いがけず一緒にお出かけが出来たのが嬉しかった。

            健康って本当にありがたいこと。
            からだは何より大切にしたいです。

            そして間をおかずに今度はキャンプ!
            恒例の富士本栖湖。
            (私はほんとは行った事ない場所に行きたいのだけど!小声。)
            でも今回はこれまでで一番いい場所にテントを張ることが出来ました。
            湖が見下ろせて、木陰で涼しくて。
            キャンプでこども達はますます逞しくなります。


            これをして、あれをして、次はこれをしてね、って、
            今回はなんだか子供の作文みたいになってしましました。
            たくさんの経験をひとつにまとめようとするからいけないのね。

            かたちになるものは何も残らなかったけど、思い出がたくさん出来た夏休み。

            「ああ楽しかった」っていう経験、こども達とたくさん出来ました。

            それが今いちばんやりたいこと。

            自立心が強い娘達、思った以上に早くこの手をはなれてしまいそうだから、
            一緒の時間を大切にしたいな、って思います。
            だって次女なんて二歳の時から、「はやくひとりぐらしがしたい。」なんて言うんです。
            なんでも自分でやりたい、ってことみたいです。


            そういえば、かたちに残るものもありました。

            長女は自由研究をとてもがんばりました。
            はじめて、ただ絵を描く、工作する、のではない「研究」らしい研究。
            不思議に思ったことを突き詰めて行くこと、それをまとめて仕上げていく作業。
            答えはきちんと出なかったかもしれないけど、それに向き合い集中した時間は、
            彼女にとってまたひとつ大切な経験だったと思います。


            気がつけば遠くで蝉が鳴いています。
            今日は少しだけ、夏の名残り。

            夫とこども達は今日も本栖湖でキャンプです。

            2014.07.07 Monday

            ちょっといいこと

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              あと二週間もすれば夏休みだなんて。

              娘ふたりが小学生になり、PTAの役員にもなっちゃって学校へ行く機会が増えています。
              顔を見せると喜んでくれるのは今のうち、がんばろうと思うけど。

              そんな中、我が家にちょっといい事がありました。
              いやちょっとじゃないな、すごくいい事です。

              新しいダイニングテーブルがやって来たのです。

              「我が家」なんでいう言い方は分不相応な感じがして普段は使わないのだけど、
              チェリーの無垢で作られたずっしりとした佇まいは、そう呼ぶに相応しい立派なものです。

              今までのものは私が学生時代、千葉パルコのリサイクルショップで2000円くらいで買ったもの。
              明るい色合いの伸縮式、妹との二人暮らしのときにもたくさん活用したし、
              3センチ程の寄木の天板は、ランダムな革のカットの時に平行を出すのにとっても便利でした。
              そこでたくさんの作品を生み出してきたし、
              娘たちがくちゃぐちゃと離乳食も食べてきたから、なかなかに思い入れがあります。

              でもとにかく小さい。
              こどもが大きくなるにつれ益々小さい。

              家族でお鍋を囲めばキツキツで、補助台が必要。
              私が何かしていたら子供たちは何も出来ないし、
              子供たちが何かをはじめたら私は片付けするしかない。
              誰かが遊びに来てくれた時にはキャンプのテーブルを出して座ってもらっていました。

              だからずっと大きなテーブルが欲しかったのです。
              そしてずっとずっと使えるものを。

              デザインを志すようになった頃から、雑誌やインテリアショップにある素敵な家具を眺めては、
              こんな高価なもの普通の人買えないよなと思いつつ、でもいつかは私もと憧れていましたが、
              ついに清水の舞台から飛び降りてしまいました。

              削りだされたばかりの無垢の木は本当にいい香り。
              自然の中で悠々と育った木が今ここにあるなんて、そう思うだけで感謝の気持ち、
              大切にしようと心から思います。

              私は少なくともこれを30年、こどもに受け継いで60年使いたい。
              もしかしたらその先だって。
              毎日の晩酌もいいけど、こういう贅沢の仕方もいいよね、
              私はそういう生活をしたい、ってずっと思ってきました。

              でも私がどうしてもこんなテーブルが欲しかったのは、家具屋で働いていたから。
              職人さんがどれだけの時間や愛情をかけてその家具を生み出しているかということを、ずっと見て来ました。
              ひとつの家具を作るのには本当にたくさんの工程があって、
              そのどこにも手は抜かない、抜けない、魂のこもった家具。
              しかも心を込めているのは職人さんだけではない。

              確かに○十万という金額は高いです。
              だけれど本当は全然高くない。
              今はなんでもお手軽なものが手に入るけれど、それとは全く別の価値観で作られています。

              もし使う人にとって「こんなものをこれくらいの値段で欲しい。」というところからものづくりをしなければならないとすると、
              残念ながらそれをつくる人は、分かり易く時給に例えるなら500円以下で働かなければ成り立たないんじゃないかな。
              家具だけじゃない、例えば縫製に関していえば200円きるかも。
              そうなると日本でものづくりをすることは不可能。
              真剣にいいものをつくろうと思うほど、仕事としては成り立たない。
              実際多くは海外に流れて、そこでも過酷な労働環境をつくりだし、粗雑なものが生み出される。

              でもそうではないものを愛する人もたくさんいて、最近また見直され増えてきていると思う。
              価値はどこにあるのか。
              価値をどう伝えるのか。

              私もそうありたい。



              話は変わるけど、私達夫婦はよく喧嘩をします。

              彼はせっかちで私はのんびり、彼はブラインドが好きだけど私はカーテンが好き、
              全くタイプが違っている上にお互いにこだわりがあり、
              自分の意見はきちんと言うべきと思っているからついついぶつかってしまいます。
              近くにいる家族や友達はよく知っていて恥ずかしくなっちゃうくらい。

              でも最近それじゃあいけないなあ、って身にしみるようになりました。
              下の娘はものすごくこだわりの強い子です。
              まだ一年生、例えつじつまが合わなくても周りの提案や意見に対してすべて反対意見をぶつけてきます。
              正直、とっても面倒くさい。。
              でもこれって親を真似してるんだよね。。
              このまま大きくなったらこの子は一体どんな大人になってしまうんだろう??
              信念をもつことは大切だけど、柔軟さを身につけないと、一人ぼっちで淋しい思いをするんじゃないかって。
              誰かと何かを成し遂げる楽しさも知らずに。

              それに子供達も大きくなってきて、ちっさな事でけんかしてる場合じゃなくなってきました。
              年齢的にも家族が病気や怪我をしたり、もっと話合わなければならないことたくさんです。

              「刺激し合えるふたりっていいね。」なんても言ってもらえるけど、家庭にはやっぱり刺激より安らぎが欲しいんです。


              でもそんなふたりが先月、ついに結婚10周年を迎えたんです。

              これは本当に嬉しかったなあ。

              「いろいろぶつかるけど、めでたく10年経ってよかったね。」
              ってふたりで乾杯しました。

              6月は彼の誕生日も重なるので、Tシャツをリクエストされた私は買い物に行きました。
              果たして彼の好みに合うTシャツを見つけられるのかドキドキしたけれど、
              それよりドキドキしたのはメッセージカードを選ぶ時。
              「どれにしますか?」ときかれて、
              「このグリーンのシンプルなのがいいです。」って普段なら言うところ、
              「うーん、このハートにしようかな、いやでもな、、、うーーん、、どうしよう、、、やっぱり、ここはハートで!!」
              ここも清水の舞台から飛び降りるみたいでした。

              店員さんは、「知らんわい!」と思ったことでしょう。
              そんなこととは露知らず、赤いハートのカードは紙袋の中に置き去りにされていたけど。

              ハートのカードくらいさらりと選べるくらい、女性には可愛げが必要なのかも、と最近思ったりもします。
              出来れば「(≧∇≦)」みたいな絵文字が使えると更にいいのかな?
              どうもきゃぴっと出来ない性分です。


              こんなふたりがやって来られたのも、家族や友達が居てくれたおかげだなあ、って思う。
              子供はいつも自然にそこに居てくれるし、もうだめだ!!っていう時は神がかり的に引き寄せさせるんです。

              友達は「まあまあ、まあまあ。」って言って一緒に飲んでくれます。
              そこにどれだけ助けられたことか。

              先週も、そんな友達が皆で家に遊びに来てくれました。
              美味しいお料理と、旬のお野菜やおつまみをたくさん持って。
              こどもが8人、大人が10人、狭い家はパンパンでした。

              大人が10人囲んでも、新しいダイニングテーブルはビクともしなくて、まさに本領発揮。
              椅子はまだ足りてなくて、友達がベンチやガーデンチェアを持ってきてくれました。

              それにしても皆お料理上手なんだよなあ。

              夫も友人が釣ってくれた大きなお魚をさばいて塩釜としゃぶしゃぶを作ってくれました。
              男性のお料理する姿はやっぱり格好いい。



              さて古いテーブルが何処にいったかと言うと、綺麗に裏側のネジまで磨き直して、
              ミシンの部屋に持って行き、ロックミシンを載せました。
              結局値段は関係ない、気に入って買ったものは、かならず次の居場所が見つかる。

              ものを大切に使っていくこと、お気に入りのものがひとつずつ増えていくのは幸せなことです。


              なんだかひとつずつ心配事が増えている様に感じる日本だけど、

              ただこんな風に生活を愛しみ、仕事をし、家族や友達と幸せに暮らせることへの感謝を持ち続けられる国であって欲しい。

              願うばかりでなく何か出来ることはないのかな、って改めて思う7月のスタートでした。

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